会社概要
えご、ところてんそしてもずくは海藻を原料とする食品で、いずれも古くから日本の伝統食品としてなじみが深く、飽食といわれる現代人の食生活に不足しがちな食物繊維やミネラルを豊富に含んでいます。
また、こんにゃくも食物繊維が豊富で、しかもカルシウムを摂取することのできる食品です。猪貝は長年培われた技術で素材の味を生かし、美味しくお召し上がりいただけるよう工夫した食品を通して、皆さまの健康維持に貢献してまいります。
工場は三尺玉の打ち上げで知られる長岡祭り大花火大会で有名な新潟県長岡市の西方に位置し、近くには縄文土器の発掘で知られる馬高遺跡、関越自動車道と北陸自動車道の交わる流通の要、長岡ICのある新産業センターにて営業しております。
会長メッセージご挨拶:100周年を迎えて
日頃のご愛顧に感謝申し上げます。
大正2年4月、ところてんの製造販売を生業とする天屋を創業して以来、おかげさまで弊社は100年を超えて営業を続けさせていただいております。
明治も終わろうとするころに結婚し一児を授かり一家を成し、それまで北海道などへの行商で生計をたてていたものを、これからはふるさと長岡に根差して生きていこうという曽祖父の決断がありました。
大正のころは当時構えていた店の所在地に因み「間之道(あいのみち)の天屋」、その後昭和に入り長町に移ってからは「長町天屋」と呼ばれて地域の皆様に親しまれてきました。
昭和に入り「こんにゃく」「えご」と取扱の品目を増やし、今日に至っています。
昭和40年代半ば頃までは住居と製造所は一緒で、住まいの奥が倉庫になっていました。天草の俵が幾段にも高く積み上がり海藻の香りが漂っていました。私が子供のころは市での販売もまだ続けていました。暑い夏の日に父が桶に入った冷たいところてんを取り出しさっと一突きで突き出し、それを酢と醤油をかけて一本箸で食べたときの美味しさは今でも覚えています。天突き棒から突き出されるところてんは子供心にも何度みても見飽きない不思議な光景でした。
振り返ってみれば、天屋として、生業を続けられたのは、創業よりこのかた地域の皆様に支えていただいた賜物と感謝の思いでいっぱいです。
創業よりこれまでずっと変わらぬ美味しさを追求してまいりました。これからもより一層地域にこだわり、地域に貢献できる会社としてお客様と一緒に歩んでいく覚悟です。
会社概要
- 商号
- 株式会社 猪貝
- 住所
- 新潟県長岡市新産2丁目13番地10
- TEL
- 0258-46-6888
- FAX
- 0258-46-6889
- 創業
- 大正2年4月
- 資本金
- 1864万円
- 営業品目
- こんにゃく、えご、ところ天、海藻もずく、生くずきり
- 代表商品
- 「新潟蒟蒻」「越後銘産えご」「生ところてん」
- 代表者
- 鈴木 謙太
- 従業員数
- 22名(パート、アルバイトを含む。)
沿革
- 大正2年4月創業
- ところ天の製造開始。
- 昭和5年
- こんにゃく製造開始。
- 昭和43年5月
- 屋号の「長町天屋」より(有)天屋猪貝商店に組織変更。
- 昭和45年10月
- 東蔵王工場新築移転。
- 昭和56年2月
- 株式会社 猪貝に組織変更および名称変更。
- 昭和56年9月
- 長岡新産センター内の食品工業団地に工場を移転。
現在に至る。
- 平成18年より
- 新潟産のこんにゃく芋でこんにゃくの製造を開始。平成22年「新潟蒟蒻」を販売開始。
現在に至る。