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「生芋こんにゃく」って何?普通のこんにゃくとの違いは?
かつて、こんにゃくは こんにゃく芋をすり潰して作るのが主流でした。
昔ながらの生芋をすり潰す製法では芋の皮が入るため出来上がったこんにゃくは黒っぽくなります。こんにゃく芋は収穫できる時期が限られているうえに保存がきかず、そのままではあっという間に傷んでしまいます。
そこで、こんにゃく芋を乾燥し粉にする技術が生まれ、一年を通してこんにゃくが作られるようになりました。
ちなみにこの技術、江戸時代に生まれたそう。かなり昔からこんにゃくは食べられていたんですね!
現在はこちらの、こんにゃく芋を一度 粉にしてから作る方法が一般的です。
こんにゃく芋の皮をきれいに取り除き製粉化した粉を使うと白いこんにゃくが出来上がります。
では「黒いこんにゃくは全て生芋こんにゃくなの?」かというと、違います。
昔ながらの作り方を見慣れている地方では、見慣れない白いこんにゃくがあまり受け入れられなかった為、生芋から作るこんにゃくに似せるよう、ひじきやアラメなど海藻の粉末で色をつけたものが黒こんにゃくです。
現在でも、黒・白 好まれるこんにゃくは地域によって様々です。
ちょっと待って!違いは作り方だけではありません!
生芋から作られたこんにゃくには芋の味・風味があり、食感もサクっと独特の歯応えです。
さらに、いのかいの「手づくりこんにゃく」はひとつひとつ丁寧に成形しており、手づくりならではの味しみの良さとふんわり感も楽しめます!
また、こんにゃくは、低カロリーで食物繊維やカルシウムが豊富でカラダにいい食材ということはすでに有名ですが、生芋こんにゃくには女性にはうれしい美肌成分「セラミド」が含まれているそうですよ!
こんにゃくを購入する際はパッケージ裏側の原材料の表示をチェックして、「こんにゃく粉」ではなく「こんにゃく芋」と書かれているものを選んでくださいね!